【大相撲】決まり手「二枚蹴り」とは?

当記事では、決まり手の「二枚蹴り」について解説しています。気になる方はどうぞ寄ってってください!

掛け手「二枚蹴り」

大相撲における「二枚蹴り」とは、掛け手に分類される決まり手の1つ。

主に四つに組んだ状態から、相手を吊り気味に浮かせ、膝から足首までの外側(二枚)を蹴ると同時に腰を捻って倒す。

かつては栃錦が得意とした技として知られるも、2011年5月の技量審査場所において時天空が翔天狼相手に実に13年振りとなる二枚蹴りを決めたことから、近年においてはめったに見られることのない決まり手となっています。

ちなみに先に上げた時天空、翌年2012年の初場所に芳東相手に、2013年も同じく初場所に佐田の富士相手に、そして2014年の初場所に翔天狼相手に、なんと三年連続初場所で二枚蹴りを決めています。2011年も含めると幕内においては、4年連続で二枚蹴りを決めていることになります。

記事:相撲決まり手白書 掛け手(十八手)

総括

二枚蹴りは、相手を浮かせて、相手の膝から足首までの外側を払って倒す決まり手です。二枚とは、膝から足首の部分を指しています。

近年では、めったに見られない決まり手になっているので、取組を根気よく見続けましょう!