「令和のソルトシェイカー」照強、豪快な塩まき!その理由は?

照強の塩まきは、もはや伝統芸!当記事にて詳しく解説しているので、気になった方はどうぞ寄ってってください!

豪快な照強の塩まき

照強とといえば、塩まき!

他の力士より何倍もの塩を土俵上に投げつける姿から、ついたあだ名は「令和のソルトシェイカー」!

気になる塩の量には、実に丼一杯分(約1,000円)にも及ぶとか。

当然ながら、その清々しい注目度抜群の照強の塩まきは、場所中には必ずといっていいほどツイッターなどのSNSで話題となります。

ですが、そのあまりにも多い塩の量が多いゆえに、少なからぬ批判の声も。

解説でお馴染みの北の富士さんは「そのうちお客さんから苦情くるんじゃないの? 見てると被っている人いるもん。じゃないんだから」とお客目線での不安や、そもそもあれほどの塩を土俵にまくと取り組みにも影響が出るのでは?といった声も。

実際、2022年9月場所の碧山との取組では、自らまいた塩で足を滑らして自滅した過去もあります。力士によっては塩で取組に影響にすることはない、と否定的な意見もあるので、一概に塩が原因ともいえなのかもしれませんが。

ただ過去には、旭日松、水戸泉、北桜などなど、大量の塩まきをする力士は大相撲の歴史でも随所見られます。それゆえ大量の塩まきは、大相撲のある種の伝統芸ともいえます。ちなみに「ソルトシェイカー」の異名も、元々は水戸泉からのもの。

彼らの伝統を引き継ぐ照強こそ令和の塩まきの第一人者であり、筆者は今後もまたどんなソルトシェイカーが登場するのか期待せずにはいられません。

記事:【大相撲】「塩」の意味とは?気になる疑問6つを徹底解説!

照強が大量の塩をまく理由

そもそも照強がなぜあれだけの大量の塩をまくのか? これに関しては、かつて照強がインタビューで次のように語っています。

「気合の入り方違うし、見に来られない人もテレビで見てくれると思う。そういう人に向けて一つ一つ自分のできることをやっていきたい」

これは、コロナ過で観客が少人数だったころに語っていたものですが、塩まきは照強にとってただ会場を沸かせるだけでなく、自身の「気合の入り方」も違うとのことなので、気持ちを入れるための欠かせないルーティーンといえるのでしょう。

勝利を手繰り寄せるための照強の塩まきに今後も注目!

総括

照強の塩まきは、いつも会場を沸かせるので筆者も見ていて面白いです。もちろん取組でも果敢に攻めている姿は、見て飽きません。今後も照強の豪快な塩まきに目が離せません!