【大相撲】決まり手「とったり」とは?
大相撲の決まり手「とったり」とは?その返し技も存在します。当記事にて詳しく解説しているので気になる方はどうぞ寄ってってください!
捻り手「とったり」
大相撲における「とったり」とは、捻り手に分類される決まり手の1つ。
特に相手との突き押しの際に、相手の片方の腕を両手でつかみ、体を開きながら外に回るようして倒します。例えば、相手の右手をつかんだのであれば、その右手側の外に向かいながら体を開いて倒します。
また、相手の腕が伸びきる、いわゆる「極めた」状態で行うと、相手の肘に重大な怪我を冒してしまう危険な技でもあります。
相手の腕をしっかりつかめていないと、返し技として「逆とったり」を決められてしまうこともあります。逆とったりは、相手にとったりでつかまれた腕を抜くようにしながら、腰を捻って反対に自分がとったりを決める技。
この場合、片手で抜くようにして相手の腕をつかんで倒すことが多いです。過去には、1994年5場所(10日目)に舞の海が若翔洋相手に決めています。
いずれにせよ、相手の片腕をつかめるか否かがとったりのポイントといえます。
とったりは、特に珍しい決まり手というわけはなく、1場所においても何度か見られます。生観戦でも見られる可能性は十分にあります。
総括
とったりは、向かってきた相手の方腕をつかんで、その外に回るようにして倒す技です。もし、腕がしっかりつかめていなければ、反対に逆とったりを決められてしまうこともあります。
相手の片腕もつかむか否かがとったりのポイントです。
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