【大相撲】決まり手「後ろもたれ」とは?

当記事では、決まり手の「後ろもたれ」について詳しく解説しています。気になった方はどうぞ寄ってってください!

特殊技「後ろもたれ」

大相撲における「後ろもたれ」とは、特殊技に分類される決まり手の1つ。(2001年1月場所より新たに追加された決まり手。)

後ろもたれは、文字通り相手に背を向け、そのまま後ろにもたれるようにして倒すか土俵外へと出します。

取組では狙って繰り出されるというよりは、その大半は流れの中で偶発的に決まります。既に相手の背を向けている状態そのものが不利といえるので、起死回生の逆転技ともいえるでしょう。失敗すれば「送り掛け」や「送り投げ」にさらされるリスクがあります。

本場所だと、めったに見られない珍しい決まり手で、2001年に新たに追加されて以降、幕内で後ろもたれが決まり手となった取組は数えるほどしかありません。

近年だと2014年7月場所に隠岐の海が千代丸に、2016年1月場所豊響が蒼国来に決めた取組などがあげられます。

記事:相撲決まり手白書 特殊技編(十九手)

総括

後ろもたれは文字通り、自分の背から後ろにもたれるようにして相手を倒すか土俵に出す決まり手。リスクが大きく、滅多に見られない決まり手です。