【大相撲】決まり手「素首落とし」とは?

当記事では、大相撲の決まり手「素首落とし」について詳しく解説しています。気になった方はどうぞ寄ってってください!

特殊技「素首落とし」

大相撲における「素首落とし」とは、特殊技に分類される決まり手の1つ。2001年1月場所に制定されたばかりの、比較的新しい決まり手です。

前に出る相手に対して、相手の首もしくは頭を腕(腕)や手の平で上から叩(はた)いて倒します。

これによく似た「叩き込み」とは、相手の首より上を叩いたかどうかで区別されます。また、頭を叩く場合は、髷を引っ張って禁じ手と見なされるリスクを伴う技となります。

素首落としは先の叩き込みと比較し、素首落としが見られる回数は圧倒的に少ない、珍しい決まり手です。素首落としが制定された2001年1月場所でこそ若の里が武蔵丸に決め手はいるものの、幕内だと年に数回あるかないかといったところ。

ただ、全く見られないというわけではないで、TVなどで根気よく見続けていれば幕内でも見る機会はあるでしょう。むしろ、決まり手が制定されて以降、未だ出ていないものに比べたらマシな方です。

記事:相撲決まり手白書 特殊技編(十九手)

総括

素首落としは、相手の首や後頭部を手や腕で叩いて倒す技です。叩き込みとは、首より上を叩いたかで区別されます。

素首落としは、相手の首より下に少しでも触れたらアウトなので、見られるようでなかなか見られない技です!