【大相撲】決まり手「ずぶねり」とは?名前の由来など

2020年5月7日

珍しい決まり手の1つ「ずぶねり」。どうような決まり手なのか詳しく解説しています。気になった方はどうぞ寄ってってください!

捻り手「ずぶねり」

大相撲における「ずぶねり」とは、捻り手に分類される決まり手の1つ。

四つ相撲から、相手の胸や肩に頭を付け、相手の差し手をつかんだまま、頭を軸にしながら上手方向へ捻って倒します。特に腕力が強い小兵が決める場合が多いです。

ずぶねりという特徴的なこのネーミングは、「頭(ず)ひねり」がなまったものだといわれています。

ずぶねりは、めったに見られない珍しい決まり手に数えられ、幕内だと、1998年3月場所(5日目)にて旭豊が寺尾相手に決めている程度。数十年に1度出るか出ないか決まり手といえます。

ただ、幕下以下だとそれなりに決めているがちらほら見られるので、生で見たい方は幕下以下の取組も根気よく見ていきましょう。弓取り式も務める聡ノ富士などが決めています。

記事:相撲決まり手白書 捻り手編(十九手)

総括

ずぶねりは、四つに組んだ状態から頭を軸にくるっと捻って倒す技。決まるとみているこちら側も気持ちいいです。生で見たい方は幕下以下から要チェック!