【大相撲】決まり手「三所攻め」とは?
三所攻めは、舞の海が決めた代表的な決まり手として有名です。当記事にて詳しく解説しているので気になる方はどうぞ寄ってってください!
掛け手「三所攻め」
大相撲における「三所攻め」とは、掛け手に分類される決まり手の1つ。相手の両足と胸の三点を攻めることから、その名がつけられています。
具体的には、相手の片方の足を内掛けあるいは外掛けで攻め、もう片方の足を外、内どちらからすくい上げたまま、頭で相手の胸を押すようにして倒します。
攻める側は、手と足と頭の三点を利用する技とも言い換えられます。
三所攻めは、めったに見られる決まり手ではなく、近年だと特に舞の海が2度決めたことで有名です。引退後もTVで舞の海が紹介されるときに、三所攻めを決めた代表力士としてよく取り上げられるため、ご存知の方も多いはず。
また、VTRでは、舞の海が曙に勝利した1991年11月場所の取組もよく上げられますが、この取組、確かに三所攻めを仕掛けているには違いありませんが、最後に掛けていた手が離れていたということで、決まり手は内掛けになっている点には注意。
ちなみに舞の海の三所攻めの後、幕内で小兵の石浦が決めることになりますが、それまでに実に26年もの歳月が流れています。ここからも、三所攻めが数十年に1度出るかどうかの、幻の技だということが分かります。
記事:相撲決まり手白書 掛け手(十八手)
記事:舞の海対曙~舞の海の三所攻め!~(1991年11月場所)
総括
三所攻めは、相手の胸と両足の三点を攻める技です。非常に珍しい技なので、ぜひ1度動画などで見てみましょう!
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