【大相撲】決まり手「一本背負い」とは?

柔道だけじゃない!実は大相撲にも柔道技として有名な決まり手「一本背負い」があります。当記事で詳しく解説しているので気になった方はどうぞ寄ってってください!

投げ手「一本背負い」

大相撲における「一本背負い」とは、投げ手に分類される決まり手の1つ。

相手の片腕を両手でつかみ、そのまま背負うようにして前に投げ飛ばします。ようは柔道の技と全く同じです。

ただし、一本背負いの決まる確率は柔道と比べて非常に低く、幕内だと2017年1月場所(8日目)に豪風が魁聖に決めたのが唯一です。それ以外でも、数年に1度決まるか決まらないかの珍しい技です。ちなみに豪風は小兵で有名な力士。

そもそも無差別級の大相撲において、力士を背負うという行為がいかに凄いことなのかは想像に難しくないはず。

さらに一本背負いは、小柄な力士が身長の高い力士に対して決めることが多い反面、投げ飛ばそうとしてそのまま潰されてしまうリスクを伴います。また、背を向けてそのまま土俵の外へと出されることもあります。

それゆえに、大相撲では滅多に見られることのない決まり手の1つとなっています。

記事:相撲決まり手白書 投げ手(十三手)

まとめ

大相撲の一本背負いも柔道の技と同じながらも、その決まる頻度は極端に低いです。実際、幕内で一本背負いを決めた力士は豪風だけ。

実は筆者、豪風の一本背負いを見て、一気に豪風のファンになったうちの一人だったりもします。決まった時は本当にカッコよかった!