【大相撲】決まり手「浴びせ倒し」とは?

当記事では、決まり手「浴びせ倒し」について詳しく解説しています。気になった方はどうぞ寄ってってください!

基本技「浴びせ倒し」

大相撲における「浴びせ倒し」は、基本技に含まれる決まり手の1つ。

主に四つの状態から、相手に向かって体重を乗せ、のしかかるようにして倒します。特に相手の腰が砕けたときや吊り上げに失敗したときに決まります。また、浴びせ倒しは、土俵の内外どちらでも問題ありませんが、圧倒的に土俵の内で多く見られる技です。

同じ基本技である「寄り倒し」ととてもよく似ていますが、基本的に土俵外だと「寄り倒し」、土俵内で決まると「浴びせ倒し」となる場合がほとんど。また、自分の体重を乗せているかどうかが技を見極める1つのポイントといえそうです。

浴びせ倒しは7つある基本技の中では珍しい決まり手となりますが、それでも「基本」の技ゆえに、場所中それなりに見ることができます。技の性質上、体重が軽い力士が相手だと決まりやすいです。

近年だと、2019年9月場所(九日目)において、やはり小兵の炎鵬が東龍に浴びせ倒しで敗れています。

記事:相撲決まり手白書 基本技(七手)

総括

浴びせ倒しは、早い話がのしかかりです。土俵内外どちらでも問題とはなっているものの、土俵内だと浴びせ倒し、土俵外だと寄り倒しと見なされることが多いです。

ただ、その見極めは、最終的に主観によるところも大きいのも事実。実際の取組を何度も見ていれば、たがて分かるようになるはず!