【大相撲の稽古】「申し合い」とは?

申し合いは、取組形式による稽古の1つ。勝てば勝つほどきつくなります。当記事にて詳しく解説しているので、気になった方はどうぞ寄ってってください!

「申し合い」は勝ち抜き戦

申し合いとは、基本的には力量の互角の力士同士で、仕切りを入れた取組を行い、その勝った力士が土俵に残って次の相手を指名する勝ち抜き戦の稽古。力士が勝つと同時に、土俵の周りにいる力士たちが次々と名乗りを上げます。

ようは、勝った力士が、相手を指名しながら何度も取組を行う稽古です。

申し合いは、負けた力士ではなく勝った力士が土俵に残れるというのがポイント。勝てば当然きついながらも、それだけ稽古がこなせて実力が培われます。反対に負けたらその逆です。勝つことでさらに稽古をこなす、まさに精神的にも鍛えられる稽古といえます。

ただ、「見取稽古」という言葉もあるように取組を見ることも力士にとっては大切な稽古の1つ。名乗りを受けていない間も、ただ休むのではなく、取口を見て研究することで相手との差を広げることに繋がるのです!

ちなみに筆者も実際に稽古総見を目にしたことがありますが、力士が取組の名乗りを上げるときは、とても面白かったです。力士が、ハイハイとこれでもかと名乗りを上げる姿はまるでコメディ。まあ、観客を意識してとのことだと思いますが。(笑)

総括

申し合いは、勝てば稽古がこなせて嬉しい!といった向上心がなければとてもじゃないけど続きません。ようはドMになれということです!

稽古

Posted by ぶん文太