【大相撲】「ぶつかり稽古」とは? 生稽古を無料で見る方法は?

ぶつかり稽古は、力士にとって欠かせない稽古のうちの1つ。実は生のぶつかり稽古を無料で見る方法もあります。

当記事では、ぶつかり稽古について詳しく解説するとともに、生の稽古を無料で見る方法についてもお伝えします。気になる方はどうぞ寄ってってください!

「ぶつかり稽古」とは?

「ぶつかり稽古」は、2人の力士が攻め手と受け手に分かれ、攻め手が受け手に向かい、文字通りぶつかっていく稽古のことです。受け手は両手を広げて腰を落とした状態で構え、攻め手は脇から攻める、いわゆるハズにかかって押していきます。

またこのとき、攻め手が受け手を押せなかったときは、攻め手は頭を押さえられて最後は転がされ、何度も転がされると“泥だんご”に。

基本的に受け手は、格上の力士が行う場合がほとんどで、受け手専門の力士もいます。格下の力士が受け手となる場合は、体をほぐす意味で「あんま」と呼ぶことも。

なお、「ぶつかり稽古」は、三番稽古、申し合い後の最後の仕上げという位置づけで、攻め手は、当たりの強さと出足を鍛えられ、対する受け手の足腰も強くすることができます。

ぶつかり稽古を生で見よう!

ぶつかり稽古は、相撲部屋の見学もしくは稽古総見に行けば、無料でみることができます。

稽古総見は年1度東京の本場所(どの場所かは公式より事前告知)が開催される前に実施され、実施時間帯であれば一般開放されています。席は自由。

相撲部屋の見学に関しては、事前に問い合わせが必要となるので、まずは見学したい部屋の公式サイトを確認してみましょう。

ちなみに筆者は、稽古総見で生のぶつかり稽古をみたことがあります。その時の稽古の様子は以下より。

参考文献:日本相撲大鑑

総括

  • ぶつかり稽古は、攻め手と受け手に分かれて、攻め手が受け手に向かってぶつかる稽古。
  • 位置づけとしては、「仕上げ」の稽古となる。
  • 相撲部屋の見学もしくは稽古総見にて、無料で見ることが可能。