【大相撲】「突き落とし」とは?

「突き落とし」は、大相撲でよく見られる決まり手です。当記事で詳しく解説しているので、気になった方はどうぞ寄ってってください!

捻り手「突き落とし」

大相撲における「突き落とし」とは、捻り手に分類される決まり手の1つ。

特に相手との突き押しの際に、脇腹もしくは脇の下に片手を当てつつ、自身の体を開きながら斜め下に押さえつけるようにして倒します。

場所中でも、突き落としはよく見られる決まりに上げられ、公式の決まり手ランキングでも4位(‘20年6月現在)に数えられています。幕内でも1場所中に1度はほぼ間違いなく見られる決まり手ともいえるでしょう。近年だと突き押し相撲が得意な貴景勝が、この突き落しでよく勝ち名のりを上げています。

また、突き落としとよく似ている決まり手として「巻き落し」があげられますが、こちらはあくまで相手の体を支え巻き込むことが前提となります。ちなみに巻き落としの決まる頻度は非常に少なく、突き落としのほうが圧倒的に決まりやすいです。

記事:相撲決まり手白書 捻り手編(十九手)

総括

突き落としは、場所中によく見ることになる決まり手なので、ぜひとも覚えておきましょう。巻き落としとよく似ている決まり手ですが、取組だと大半は突き落としとなります。