【大相撲】「三賞」とは?賞金や受賞条件など徹底解説!
大相撲の「三賞」とは、文字通り3つの賞のことを指し、受賞条件も賞によって違います。さらには、あっと驚く賞金もゲットできます。
当記事では、大相撲における「三賞」の受賞条件や賞金、その表彰などについて詳しく解説しています。気になる方はどうぞ寄ってってください!
3つの賞「三賞」
「三賞」とは、「殊勲賞」・「敢闘賞」・「技能賞」の3つの賞をまとめた1つの呼称で、いずれも「幕内」で活躍した力士に授与されます。ただし、横綱・大関は受賞の対象外となります。
「三賞」は場所によっては、1人の力士が複数授与することもあり、その反対に賞の受賞対象がいないことも珍しくありません。ちなみに過去には、大受、 大錦、貴花田、出島、琴光喜らが、その場所の三賞3つ全てを同時に獲得しています。
受賞の条件
前提として、三賞の授与は、いずれの賞も勝ち越しが条件となります。そして、以下に示す条件をクリアすれば、日本相撲協会と相撲記者クラブの判断で賞の受賞が決まります。
殊勲賞…横綱・大関あるいは優勝力士などから勝ち名乗りをあげた力士。
敢闘賞…優勝に準ずる好成績をあげる、場所を沸かせるめざましい活躍するなど、敢闘精神あふれる取組を見せた力士。
技能賞…決まり手の種類豊富といった優れた相撲技術を発揮した力士。
賞金はいくら?
三賞には、賞とともに賞金も授与され、その額はいずれも200万円です。ちなみに三賞制度発足当初の賞金額は、3,000円、現在の金額に換算すると100万円相当になります。
その他の賞の賞金については以下の記事をご覧ください。
表彰は「千秋楽」の最期に
千秋楽の取組全てが終わった後に、三賞を獲得した力士の表彰が実施されます。流れとしては、幕内優勝力士の表彰の後となります。詳しくは以下記事をどうぞ。
記事:【大相撲】千秋楽の表彰式を徹底解説!その流れや時間についてなど
総括
三賞は、「殊勲賞」・「敢闘賞」・「技能賞」の3つの賞をまとめた呼称のことで、横綱・大関を除く幕内力士が受賞可能です。受賞条件は力士によって異なるも、いずれもその場所で勝ち越すことが前提となります。
また、1つの賞に対して200万円の賞金を含まれ、千秋楽の取組全てを終えた後に表彰が行われます。
どの力士が三賞を獲得するのかも本場所の1つの見どころともいえるので、場所中にぜひチェックしてみてください!
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