【大相撲】「彩」ってどんな力士?知るべきポイントはココ!

中卒叩き上げの力士となる「彩」は、人気力士「阿炎」の兄弟子となり、互いは切っても切れないような関係性です。彩自身も十両昇進には、阿炎がいたからこそ昇進できたと語っています。逆も然り。

当記事では、力士「彩」を知る上で、特にここだけは知っておいてもらいたいというポイントを押さえ、分かりやすく説明しています。とりあえず「彩」どんな力士かサクッと知りたい方は、どうぞ寄ってってください!

埼玉出身の中卒叩き上げ!

埼玉県出身の彩は、中学卒業と同時に現在も所属する錣山(しころやま)部屋へと入門。2007年3月場所(春場所)にて初土俵を踏んでいます。いわゆる中卒叩き上げの力士です。

中卒叩き上げの力士といえば、近年だと真っ先に元横綱・稀勢の里があげられます。彼もまた、中卒叩き上げの力士として大いに話題なりました。また、その弟弟子にあたる大関・高安もまた中卒叩き上げ力士です。

今日では、大卒力士も珍しくない中、中学卒業と同時にわざわざ相撲部屋と入門したというのはかなりの覚悟が伺えます。今後の活躍に期待です!

苦節12年!2019年5月場所に新十両昇進!

2019年5月場所(夏場所)に27歳にして新十両の昇進を決めた彩。初土俵は、2007年3月場所(春場所)となるため、その昇進には約12年もの歳月を費やした遅咲き力士です。また、新元号「令和」で初めて誕生した関取ともなります。

この昇進には、師匠の錣山親方も「1番時間が掛かって、1番苦労して上がってきた。もちろんそれまでの3人も嬉しかったですが、この彩の昇進が1番嬉しいんです。」とこれまでの弟子の昇進の中でも格別な思いを抱いたことを吐露しています。

彩は、遅咲きながらも、力士として確かな一歩を踏んだといえます。

四股名の由来

「彩」という四股名は、出身県である埼玉県のキャッチコピー「彩の国」が由来です。元々は、本名で土俵に上がっていましたが、心機一転を理由に2015年7月場所に現在の四股名へと改名しています。

趣味は何?

彩は、自身のツイッターアカウントのプロフィール欄に「カラオケと柴犬と筋トレが好きです。 お化け屋敷と焼いたレバーと注射が凄く嫌いです。超一流目指してます。 I★YOKOHAMA」と自身の趣味や苦手なものを語っています。

彩尊光 Twitter本人アカウント

実は筆者も、野球は同じく横浜ファンなので、「I★YOKOHAMA」にはビビッ!と反応しました。かなり好感がもてます。あと彩に限らずアスリートって、意外にお化け屋敷苦手な方多い気がします。

阿炎とは切っても切れない関係!

彩を語る上で絶対に外せない力士が、3歳年下の阿炎です。阿炎もまた彩と同じく錣山部屋に所属する力士の1人で、彩の弟弟子にあたり、幼いころから同じ相撲道場に通っていた幼なじみでもあります。

両者の関係性を示す有名なエピソ一ドとして、阿炎が一幕下に転落して不貞腐れるも、彩がハッパをかけ、その後にめでたく阿炎が新入幕を果したといった話があげられます。

特に彩が阿炎に「お前みたいに才能に恵まれてパパーッと上がれたヤツが、こんなんでクサっちゃうなんて、もったいなさ過ぎるぞ!」と語っているところなどは、彼の人間性の良さがにじみ出ています。

また、彩が十両昇進の際も、「阿炎関がいなかったら、とっくにあきらめていたと思う」と語っていることからも、持ちつ持たれつのよい関係性を築けていることが伺えます。

参考サイト:Nuber Web

総括

彩は、中卒叩き上げの埼玉出身の力士で、十両昇進には12年もの歳月を費やした遅咲きです。特に弟弟子の阿炎は、互いに切磋琢磨できる間柄。互いがいたからこその今だと、彩自身も語っています。

今後も彩が土俵でどのような活躍を見せてくれるのかに注目です!