【大相撲】「再出世」とは?番付外からの復帰

大相撲における「再出世」の正確な意味については意外に知られていないもの。当記事にて詳しく解説しているので、気になった方はどうぞ寄ってってください!

「再出世」とは?

大相撲における「再出世」とは、1度番付外の力士が前相撲を経て、再度番付に四股名が記載されること。

つまり、番付を1度番付外までに落とした力士が、再び前相撲に出て、再度番付に四股名がのることを意味します。

当然ながら、初めて前相撲で相撲をとって序ノ口へと出世することを再出世とは言いません。

また、再出世は、あくまでも「番付外」から再び番付に四股名をのること意味するので、それ以外の出世を指して再出世とはいいません。例えば、かつて幕内だった力士が十両に転落、そして再度幕内に出世したことを再出世とはいいません。

なお、かつては再出世を果たした力士にも、前相撲の後に出生披露が実施されていましたが、現在では既に廃止されています。まあ現在では、新人力士のお披露目の意味合いが強いものなので、当たり前といえば当たり前です。

ちなみに番付外(前相撲)は最下段の序ノ口よりもさらに下に位置する、いわば隠れ地位みたいなものです。真の意味での最下段にあたる地位なので、1度番付に四股名が力士にとっては不名誉以外の何物でもありません。もちろん、怪我などのそれなりの理由がある場合が大半ですが。

番付外および出世披露については以下記事をご覧ください。

記事:【大相撲】序の口以下!「前相撲(番付外)」とは?昔は番付に載っていた事実
記事:【大相撲】「新序出世披露」とは?新たな力士のお披露目

まとめ

再出世力士も、新序力士と一緒に、ネット記事等でよくニュースにはなっています。平均して1~2人の場合が多いのですが、ちょっと目を通しておくのも良いかもしれません。