【大相撲】幕内連続優勝ランキング 歴代の名力士がずらり!

幕内で連続優勝するのが如何に難しいのかは、横綱になるそれが物語っています。ですが過去には幕内で3連続以上も優勝した力士も存在し、いずれも一時代を築いた者ばかりです。

当記事では、これまでに幕内で連続優勝(3連続以上)を果たした力士をランキング形式で紹介します。加えて幕内を連続で全勝優勝した力士についても触れているので気になる方はどうぞ寄ってってください!

幕内連続優勝ランキング!

幕内で3連続以上の優勝を果たした歴代の力士を連続回数が多い順に紹介していきます。

1位 7場所連続優勝(2力士)

白鵬 2010年3月場所~2011年5月場所
朝青龍 2004年11月場所~2005年11月場所

モンゴル隆盛の一時代を築いた白鵬、朝青龍の両横綱が同点となる7場所連続優勝でトップ。特に朝青龍は、2005年に前人未到の6場所完全制覇という偉業を成し遂げての7場所連続優勝となります。

2位 6場所連続優勝(1力士)

大鵬 1962年7月場所~1963年5月場所、1966年3月場所~1967年1月場所

通算32度の幕内優勝を誇る大鵬は、2度の6場所連続優勝を果たしています。その点を踏まえると先の1位の両横綱にも全く引けを取らない偉大な記録といえます。

3位 5場所連続優勝(5力士)

千代の富士 1986年5月場所~1987年1月場所
北の湖 1978年1月場所~1978年9月場所
双葉山 1936年5月場所~1938年5月場所
栃木山 1917年5月場所~1919年5月場所
太刀山 1910年6月場所~1912年5月場所

5場所連続優勝になると一気に力士の数が増えるも、年6場所制が導入以降(1958年)だと千代の富士北の湖の2力士のみ。

ちなみにそれ以前の本場所の取組数は10~13番と今と比べて数が少ないのが特徴です。これをどのようにとらえるかはその人次第ですが、双葉山の69連勝が色あせることはありません。

4位 4場所連続優勝(2力士)

貴乃花 1996年3月場所~1996年9月場所
羽黒山 1945年11月場所~1947年11月場所

6場所制導入以降だと4場所連続優勝した力士は貴乃花のみ。

5位 3場所連続優勝(4力士)

曙 1993年7月場所~1993年11月場所
玉錦 1930年11月場所~1931年3月場所
常ノ花 1927年3月場所~1927年11月場所
大錦 1920年1月場所~1921年1月場所

6場所制導入以降だと3場所連続優勝した力士はのみ。

幕内連続全勝優勝

幕内で連続全勝優勝を飾った力士は過去に何名かいますが、それを3連続以上したのは5場所連続優勝の双葉山と4場所連続優勝の白鵬だけとなります。

双葉山は1936年5月~1939年5月場所と、あの有名な69連勝を記録した時期の記録となり、白鵬は、2010年3月場所~2010年9月場所の自身最多となる7連続優勝を果たした時期と重なります。

特に6場所制導入以降だと、白鵬が3連続以上となる4連続全勝優勝を果たした唯一の力士となります。ちなみにライバルだった朝青龍は、2004年1月場所~2004年3月場所の2場所連続全勝に留まります。

総括

幕内連続優勝は、現時点だと白鵬と朝青龍が記録した7場所連続優勝が最多。また、6場所制導入以降の力士で、3場所連続優勝した力士は、他に大鵬、千代の富士、北の湖、貴乃花、曙の5人の力士があげられます。

6場所制導入以降、先の両横綱を合わせて3場所以上の連続優勝をしたのは7力士(全て横綱)しかいないことを考えると、3連続優勝はまさに鬼門といえそうです。