【大相撲】幕内優勝TOP10 優勝回数の多い力士は誰だ!?

2021年10月4日

幕内優勝回数が多い力士は誰だ!?

当記事では、6場所制導入以降となる歴代の力士の中から幕内優勝回数の多い力士TOP10を紹介しています。また、番外編として6場所制導入以前で、優勝回数が多い力士も紹介しているので、気になる方はどうぞ寄ってってください!

幕内優勝回数TOP10を紹介!

これまでに幕内優勝をした力士TOP10を回数の多い順に紹介します。

なお、今回の幕内優勝TOP10は、6場所制が導入された1958年以降の記録に限ります。

1.白鵬(現役) 優勝42回

初優勝2006年5月場所
現役力士のため、終優勝は省く。

言わずもがな、未だ現役白鵬が42回という優勝回数を記録し1位。その他記録も上げればキリがありません。引退までに記録をどれだけ更新し続けるのか?筆者は、もうやるだけやったれ!といった気持ちも。

2.大鵬 優勝32回

初優勝1960年11月場所
終優勝1971年1月場所

白鵬と同じく「鵬」がつく大鵬が2位。当時は、「巨人・大鵬・卵焼き」が流行語にも。あと、実力はもちろんながら、その端正な顔立ちがあいまって現役時代はとにかくモテにモテたらしいです。酒豪としても有名。

3.千代の富士 優勝31回

初優勝1981年1月場所
終優勝1990年11月場所

千代の富士といえば、その目を見張る鋼のような肉体が大きな特徴。今では当たり前のウェイトトレーニングの先駆者でもあります。ちなみに娘の秋元梢は松田優作の息子・松田翔太と結婚し、美談美女のビッグカップルとして話題になりました。

記事:千代の富士の筋肉伝説!凄まじいトレーニング

4.朝青龍 優勝25回

初優勝2002年11月場所
終優勝2010年1月場所

全盛期の強さはもはや誰も手がつけようがない!年6場所完全制覇を成し遂げたのは後にも先にも朝青龍ただ1人!ただ、そのやんちゃな性格がたたり、最後は不祥事で引退を余儀なくされています。もし、このとき引退していなければ記録更新はもちろんのこと、白鵬の優勝回数も今のようにはいかなかったでしょう。

記事:朝青龍の引退理由のまとめ!真相は?

5.北の湖 優勝24回

初優勝1974年1月場所
終優勝1984年5月場所

現役時代はその強さゆえ「憎らしい」とも称された北の湖。観客からその態度に注文があがったこともあります。引退後は一代年寄「北の湖」を襲名し、後に協会の理事長にも就任しています。

6.貴乃花 優勝回数22回

初優勝1992年1月場所
終優勝2001年5月

“平成の大横綱”と言われば貴乃花。その取り口からも平成で最も横綱らしい横綱だったといえます。また、貴乃花を語る上で欠かせないのは、兄・若乃花。兄弟として“若貴ブーム”を引き起こし史上初となる兄弟横綱を実現しています。

7.輪島 優勝回数14回

初優勝1972年5月場所
終優勝1980年11月場所

大卒力士としては初の横綱となった輪島。加えて本名のまま横綱になった初めての力士でもあります。現役時代は、「黄金の左」といわれる下手投げを武器に無類の強さを誇っています。引退後はプロレスラーとしても活躍し、プロレスファンにも馴染みある力士として有名です。

8.武蔵丸 優勝回数12回

初優勝1994年7月
終優勝2002年9月

引退後は年寄「武蔵川」として親方になった武蔵丸。未だでもメディアにちょくちょく出ています。

9.曙 優勝回数11回

初優勝1992年5月
終優勝2000年11月

外国人力士としては初の横綱となった曙。引退後は格闘家やプロレスラーになって活躍しています。筆者は、やはり大晦日の曙対ボブサップを思い出します。

10.北の富士 優勝回数10回

初優勝1967年3月
終優勝1973年3月

今や解説でお馴染み北の富士勝昭。その歯に衣着せぬ言いようが人気を博していますが、現役時代は幕内優勝10回という堂々たる成績を収めています。さらに千代の富士、北勝海といった2横綱を育て上げ、師匠としても優れた実績を収めて文句なし!

ちなみに現役時代は“プレイボーイ横綱”や“夜の帝王”の異名をとった色男。

番外編

番外編として、現在までに確認できる6場所制以前(~1958年)、あるいはその変わり目で複数回優勝した力士は以下の通りとなります。

双葉山12回(初優勝1936年5月場所、終優勝1943年5月場所)
常ノ花10回(初優勝1921年5月場所、終優勝1930年3月場所)
栃錦10回(初優勝1952年9月場所、終優勝1960年1月場所)
若乃花(初代)10回(初優勝1956年5月場所、終優勝1960年9月場所)

6場所制以前だと69連勝で有名な双葉山が優勝12回という記録を残しています。また、栃錦と若乃花は、初優勝が6場所制導入以前の優勝となるため、上記のTOP10入りは除外しています。

総括

現在までに優勝回数が最も多い力士は42回を記録している白鵬となります。ただ、今も現役かつ、まだまだ余力を残している白鵬が、今後さらに記録を更新する可能性は大いにありえます。

また、TOP10に関しては、同順なく綺麗に10力士が出そろっています。言うまでもなく全て横綱です。さらに10番目が北の富士の10回とこれまた分かりやすいです。とりあえず、今後は幕内優勝10回を超す力士が現れることに期待!