【大相撲】番付「序二段」とは? 序ノ口の次の地位!
「序二段」は、序ノ口昇進後になれる地位です。
当記事では、「序二段」の特徴や由来などを詳しく解説しています。気になった方はどうぞ寄ってってください!
「序二段」は番付の下から2番目の段!
「序二段」は、番付でいうところの下から2番目にあたる段で、序の口より上、三段目より下にあたる地位です。番付表では上から4段目に記載されています。
基本的に序ノ口で勝ち越しさえすれば、序二段にはほぼ問題なく昇進できることから、力士としては比較的なりやすい地位といえます。
また、身だしなみに関しても序ノ口との違いが全くないことから、序二段は決して高い地位とはいえません。
ただし!中学や小学で実績がない力士だと、この序二段あたりで二の足を踏むことも多いです。
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優勝賞金
序二段の優勝賞金は20万円。この番付の力士たちとっては貴重な収入源です。
ちなみに幕下以下の力士たちは、力士養成員という立場で、お給料が発生することはありません。ですから年収は0円!
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取組は7番
15日に渡って開催される本場所では、序二段を含めた幕下以下の取組は7番までで、毎日行うわけではありません。毎日15番の取組を行うのは十両以上になってからです。
定員はなし
序二段は特に定員が定められておらず、一時期400人を超えたこともあります。逆に少ないときはその半分以下となる180人ほどの時もあり、時代によって人数の差が激しい地位ともいえます。
序二段の由来
序二段の由来は、明治にまでさかのぼり、番付表からみて下から二段目にあったために、そのまま序二段と称されるようになりました。
これは現在の番付表で全く同じことがいえ、当時の名残がそのまま残っているということになります。
ちなみに、江戸相撲までは番付表からみて上から四段目にあったことから、序二段は四段目と言われていた時期もあります。ようは上から数えたのか、下から数えたのかの違いです。
総括
- 序二段は、番付表の下から2段目に記載されている。
- 本場所では相撲を7番取る。
- 定員はなし。
- 由来は明治時代にさかのぼり、番付表の下から2段目にあったことが、そのまま名前に使われるようになった。
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