【大相撲】『大相撲の解剖図鑑』は観戦初心者にも分かりやすいイラスト解説!
『大相撲の解剖図鑑』とは?
『大相撲の解剖図鑑』は、2016年9月10日にエクスナレッジが出版した大相撲の解説書です。監修・第三十四代木村庄之助、値段は1,600円(税別)。
エクスナレッジは、建築分野の書籍に高い評価を受けており『大相撲の解剖図鑑』以外だと『神社の解剖図鑑』や『下町の名建築さんぽ』などを出版しています。そのため『大相撲の解剖図鑑』最大の目玉であるイラストでも、建造物は細部に渡って描かれています。
大相撲観戦初心者だと『大相撲の解剖図鑑』を読んで初めて学ぶことも多いと思います。例えばチケット購入に関して、ボックス席は相撲案内所でないと購入できない、といったような細かな部分の説明も『大相撲の解剖図鑑』ではなされています。実は筆者もこれを読んでボックス席について知りました。ただ、後で調べるとネットでも普通に出てきましたが。(笑)
また、『大相撲の解剖図鑑』は6章仕立てで、目次は以下の通りになっています。
第1章 大相撲観戦に行こう
第2章 大相撲の舞台徹底解剖
第3章 大相撲観戦のポイント
第4章 大相撲の仕組み
第5章 力士・裏方さん解剖
第6章 資料編の内容
イラストのカラーは白黒を基調として少し赤を交えたシンプルなものです。先の通り『大相撲の解剖図鑑』にある国技館などの建物のイラストは、細部に渡って書き込まれて圧巻させらます。
一方で、力士などの人物画は、あえてかは分かりませんが、イラストの線がやや直線的になっています。そこが人によって好みが別れるかもしれません。
値段が1,600円と他の相撲解説書と比べるとやや高いですが、最近出た大相撲の解説書としては一番正統派な気がします。大相撲の概説書の購入で悩んでいる初心者の方は、とりあえず『大相撲の解剖図鑑』を購入しておけば外れはないと思います。
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