【大相撲】決まり手「小手捻り」とは?

当記事では、大相撲の決まり手「小手捻り」について詳しく解説しています。気になった方はどうぞ寄ってってください!

捻り手「小手捻り」

大相撲における「小手捻り」とは、捻り手に分類される決まり手の1つ。

2001年1月場所から制定された決まり手となります。

相手の片方の腕を抱えつつ、その方向へ体を捻って倒します。このとき、反対の手は下手、上手、首を抱えることが多いです。

また、相手の腕とは反対に捻って倒すと小手投げ、反対の手で抱えないか両手で抱えて投げると腕捻りとなります。

幕内では、数年に1度出るかといったほどの珍しい決まり手で、先の腕捻りのほうがまだ見られる回数は多いです。

制定以降だと、2004年5月場所(13日)において、栃乃洋が朝赤龍に幕内で初めて小手捻りを決めています。

その後は、実に8年ほどの歳月を経て、2012年1月場所(2日)および2015年3月場所(9日)において旭天鵬が嘉風に決め、2013年1月場所(4日)では北太樹が旭日松に、2014年1月場所(2日)で隠岐の海が琴奨菊に、そして2017年3月場所(中日)において稀勢の里が松鳳山に決めています。

記事:相撲決まり手白書 捻り手編(十九手)

総括

小手捻りは、抱えた相手の腕の方へ捻る、もう片方の手は上手や下手を抱えているが成立のポイントです。幕内だと数年に1度しか見られない決まり手なので、見逃さないように!