【大相撲】「土俵際」とは?意味を詳しく解説!

相撲における「土俵際」とは何を意味するのか?TV中継でもよく耳にする言葉です。

当記事では、その土俵際の意味について詳しく解説しています。気になる方はどうぞ寄ってってください!

「土俵際」とは?

相撲における土俵際とは、取組で力士が土俵の内側ギリギリ、もしくはその上に足が掛かっている状態のこと。文字通り、土俵の一番端を指して土俵際と指すこともあります。

基本的に、土俵際まで押された力士は不利な体勢となります。ですが、うっちゃりなどの逆転技も存在するため、ピンチでありながらもわずかながのチャンスが残された重要な局面といえます。

また、一般でも後がない状況を、土俵際と用いることがあります。

徳俵で九死に一生を得る?

ご存知の通り、土俵は基本的に円をなしています。

ですが、よくよくみると、ちょうど対角線上にある土俵を作る小俵1俵が、1俵分だけ外にずらされていることに気づくはず。つまり、土俵は完全なる円というわけではないのです。

そして、この一俵分のズレた小俵こそが「徳俵」といわれるものです。土俵際に追い詰められた際は、1俵分ズレている分、助けとなるわけです。

たかが、一俵分かと思われますが、近年の取組においても、意外に徳俵があったゆえに、九死に一生を得て勝ち名乗りがあがることも珍しくありません。

筆者も解説で「徳俵のおかげだね」と言っているのをよく耳にします。

力士が土俵際に追い詰め際には、徳俵にもぜひ注目してみましょう!

総括

  • 土俵際とは、力士が土俵の一番端にまで追い詰めらた状況、もしくは土俵の一番端を指す。

例え土俵際まで追い詰められても、取組は最後の最後まで分からないもの。これは人生においてもいえることで、土俵際こそがピンチと捉え、最後まで諦めないことが重要です!