【大相撲】「引退相撲」とは?条件、値段などを解説!

引退相撲は力士としての最後のお披露目の場。ただ、その実施には条件があります。当記事では、その条件を踏まえつつ、開催時期や場所、さらには引退相撲の見学するためのチケットの値段などについて解説しています。気になった方はどうぞ寄ってってください!

「引退相撲」とは?

「引退相撲」は、引退する力士に向けて行われる興行、いわゆる花相撲です。文字通り、引退する力士に向けて実施されるものですが、その実施には条件があります。条件については後述。

その内容は、引退力士の一門の取組(本人が出場する場合も)や髷を切り落とす断髪式、さらには相撲甚句といった催し物などがあります。

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開催時期と見学の値段

引退相撲の開催時期は、基本的に1月、5月、9月場所が行われた後に実施されます。

一般の方の見学は、予約制の有料となります。

チケットの値段は、席に応じて大体4,000円~ 11,000が相場となります。

開催時期については、大体相撲協会および所属部屋の公式サイト等で、事前報告がなされるので、気になる方はそちらも確認しましょう。

引退相撲をするための条件

引退相撲の実施は、引退する力士が年寄を襲名する場合に限ります。つまり、年寄を襲名する力士のみが引退相撲を行えるということです。年寄は親方になるために必要になるもの。

そして、その年寄を襲名する条件とは、原則、関取として在位30場所以上となります。ようは、十両以上で30場所務めれば条件がクリアされるというわけです。

また、仮に在位期間が30場所より少なかったともしても以下の条件を満たせば、年寄が襲名でき引退相撲も実施されます。

  • 最高位が小結以上
  • 幕内在位通算20場所以上

いずれも幕内でなければいけないことを考えると、関取として30場所以上務めるよりもより厳しい条件だといえるでしょう。

年寄の襲名に関しては、これ以外にも条件がいくつかあるので、気になった方は以下記事もどうぞ。

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総括

  • 引退相撲は、1月、5月、9月の両国での場所が行われた後に開催。
  • 見学は予約制の有料。
  • 条件は、関取で30場所以上。(これ以外の条件もあり。)

引退相撲は、力士の髷姿が見える最後の場。力士のファンだったならばぜひ見に行きましょう!