【大相撲】「蹲踞(そんきょ)」とは?その姿勢や使う場面など詳しく解説!
相撲には伝統的な所作がたくさんありますが、蹲踞もその1つです。
当記事では、蹲踞の具体的な姿勢および使われる場面などについて詳しく解説しています。気になる方は、どうぞ寄ってってください!
「蹲踞(そんきょ)」とは?
「蹲踞(そんきょ)」とは、相撲における姿勢の1つ。
上体を立てた状態のまま膝を折って腰を下ろし、つま先立ちで両膝を開いた姿勢にします。そして、両手はそれぞれの膝の上に乗せ、背筋を伸ばして安定させると蹲踞となります。
剣道、日本拳法など、その他スポーツにも蹲踞がありますが、若干ながらその姿勢には違いがあります。
ちなみに蹲踞は元来「うずくまる」という意味の言葉で、その昔、貴人の通行の際に、両膝を折って頭を垂れる、そのうずくまる姿勢が言葉の由来と言われています。
蹲踞は取組の仕切りに行う
相撲において、蹲踞は取組での仕切りの際に行われます。
具体的には、二字口(東西の力士の土俵への上がり口)で対戦力士と正対した後、塵浄水を切る際に1度、そして仕切り線に行く前の徳田俵の上での1回、計2回行われます。
また、徳田俵の上での蹲踞だと、さらに手を左右に大きく開いて手のひらで1回叩くことが習わしとなっています。
蹲踞にはこんな効果も!?
どうやら蹲踞の姿勢には、以下のようなダイエットや骨盤矯正といった効果があるみたいです。
- 骨盤の歪み矯正
- 股関節周りの筋肉を引き締める
- 腰痛や肩こりに効果あり
- 骨盤底筋を鍛える効果
1日に蹲踞の姿勢を15秒3回行えばよいそうなので、日ごろからダイエットや運動をしている方は、補強として取り入れてみてはいかが?
当記事では、四股の効果についても以下記事にて紹介しています。
記事:【大相撲】四股踏みについて知ろう!ダイエット効果も!?
総括
蹲踞の姿勢は、基本的に取組の仕切りで行われる姿勢です。次回相撲を見る際は、どのタイミングで蹲踞を行っているかにも注目してみましょう!
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