【大相撲】千秋楽の表彰式を徹底解説!その流れや時間についてなど

2019年5月7日

大相撲の本場所千秋楽で行われる表彰式。特に幕内の表彰式は、千秋楽の1つの見どころといえ、その流れを知っておいて損はありません。

当記事では、千秋楽に行われる表彰式の具体的な流れや掛かる時間について詳しく解説しているので、気になる方はどうぞ寄ってってください!

本場所千秋楽の表彰式

本場所の千秋楽では、各段それぞれで優勝した力士の表彰式が行われます。

【画像】千秋楽表彰式(幕内)「日本相撲協会」公式ツイッター

その流れは、十両の取組終了後に、十両から序の口の各段優勝力士の表彰式がまとめて行われ、その後、幕内の取組終了に、幕内優勝力士の表彰式が行われるといった流れとなっています。

つまり、千秋楽では大きく分けて2回表彰式が行われていることになります。

なお、十両から序の口の表彰式だと、各段で優勝した力士が1人ずつ土俵に上がり、賞を受け取るといった内容となっています。

ちなみに各段優勝力士には、賞金も授与されます。

記事:【大相撲】幕内優勝は1,000万円 その他優勝賞金は?

幕内表彰式の流れ 時間はどのくらいかかる?

大相撲最高位「幕内」ともなると、表彰式もかなり盛大なものなっており、そのスケールは十両以下のそれとは雲泥の差となっています。幕内の表彰式の具体的な流れは以下の通りとなります。

国歌斉唱→賜盃拝戴→優勝旗→内閣総理大臣杯→優勝額・賞状・金一封→友好杯→地方自治体・各企業のトロフィー・副賞→三賞(敢闘賞・技能賞・殊勲賞)

表彰式は基本的に17時半に行われるため、千秋楽に限っては取組が通常よりも30分早く終わる予定となっています。

また、今日の幕内の表彰式は、特に友好杯と地方自治体・各企業のトロフィー・副賞授与が数多く用意されているため、それが全て終了するまでに40分以上もの時間を要します。近年では、ビッグマカロンなどバラエティーに富んだ副賞も登場しているので、そちらにも注目してみるとよいでしょう。

記事:【大相撲】表彰式に「ビッグマカロン」が!?一体あれは何?

なお、表彰を終えると前相撲力士の出世披露となる「出世力士手打ち式」、最後に「神送りの儀式」が行われその場所の締めとなります。

そして、場所を終えた後は、国技館入口に用意されている車で幕内優勝力士のパレードが行われ、力士はそのまま自身の相撲部屋と向かい、祝盃を上げます。

賜盃や内閣総理大臣杯についてもっと知りたい方は以下の記事をご覧ください。

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記事:【大相撲】「内閣総理大臣杯」とは?重さや誕生した年など詳しく解説!

総括

大相撲の本場所千秋楽で行われる表彰式は、十両から序の口優勝と幕内優勝の2つに大きく分けられます。幕内優勝だと、40分以上も要するかなり盛大な表彰式に。

なかでも内閣総理大臣杯授与の際は、場所によってはちょっとしたドラマもあったりするので、お見逃しなく!