両国国技館は平日見学無料!?実際に行ってみた!オススメ周辺スポットも

2019年4月28日

両国国技館は、平日無料で見学することができるって知っていましたか?ただし、館内全てを見て回ることはできず、見学範囲は限られてしまいます。平日に両国国技館に見学に行こうとしている方は注意しましょう!

当記事では、平日の国技館では何が見学できるのか詳しく解説しています。さらに筆者が実際に平日の国技館へと向かい確かめてもきました!オススメの周辺スポットについても紹介しているので興味のある方はどうぞ寄ってってください。

両国国技館は平日見学無料!?ただし館内は不可

まず、平日の両国国技館は門が空いており、無料で中を見学することができます。ただし、肝心のアリーナ(国技館内)は原則立ち入り禁止です。平日だと国技館内にある博物館の見学売店でグッズ購入のみが可能です。

ちなみに場所前になると施設内にある事務所で番付の購入ができます。(土日祝日は不可。)

番付購入詳細は以下記事をどうぞ。

記事:【大相撲】番付表の購入について 

両国国技館の博物館と売店

両国国技館は平日見学可ですが、博物館と売店のみしかやっていません。平日に国技館に行く予定の方のために、その点についてさらに詳しく説明します。

相撲博物館

国技館にある博物館は通称「相撲博物館」と呼ばれ、相撲に関する資料、文献や化粧廻しなどが展示・保存されています。館内は撮影禁止です!

展示室は1室のみです。筆者も行ってみましたが、館内それほど大きくなく、ざっと見て回るだけだと10分もあれば十分です。

また、博物館は年6回に分けた企画展となっており、展示される資料が毎回異なります。相撲ポスターや俳句、四横綱展など、とにかく相撲に関する資料ならなんでもありというような感じです。

開館時間は平日10:00~16:30(最終入館16:00)となっています。ただ本場所中だと大相撲の観覧券が必要になります。

相撲銘品館(常設売店)

相撲銘品館は平日国技館で唯一営業している常設売店です。手形、タオル、お菓子など相撲グッズが数多く販売されています。また、アリーナで売られている焼き鳥やアイスもここで購入することができます。

パッと見、グッズの値段は良心的で、そこらの遊園地よりはずっと安いです!気になる方は相撲銘品館の公式サイトにGO!

ちなみに営業時間は10:00~16:00までと少し早めの閉店。さらに月によっては半月以上が休業のときもあります。売店目当てで国技館に行くようでしたら、事前に営業しているか確認するともに、早めに現地へと向かいましょう!

実際に両国国技館へ行ってみた!

百聞は一見に如かず、筆者が実際に平日の両国国技館へと向かったので、その一部始終をご紹介します。

まず入口。

正門は締まっており、右端に入口があります。そして、入口真っ直ぐから左へと向かうと…。

顔出しパネルや四横綱パネルが設置されています。当日は、顔出しパネルはアリーナ入口左右1セットずつ設置され、四横綱パネルは他に不知火型、雲竜型といった横綱土俵入りの所作をした別バージョンがありました!

ちなみにアリーナはこのようなかたちで閉じています。本場所中とは違いかなり淋しい雰囲気…。

相撲博物館は「俳句・川柳にみる江戸の相撲」という企画展が開催されていました。筆者、実は大学で国文学を専攻したこともあって、こういったものには少なからず関心があります。さらに実は、普段から俳句を詠んで…ません!
 

 
あと、先日ちょうど番付が発表されたこともあって事務所で番付を購入しました!さらにセットでカレンダーも!ラッキー!
 

そして最後に売店。相撲グッズがあれよあれよと販売されていました!

以上、実際に平日の両国国技館へ筆者が行ったときの一部始終です。人がほとんどいなかったので、ちょっと気晴らしがてらに行ってみるのもよいかもしれません。

オススメ周辺スポット

せっかく両国国技館へ見学に来たのなら、それ以外の場所にも足を運んでみたらいかがでしょうか?筆者オススメの周辺スポットをいくつか紹介します。

旧安田庭園

「旧安田庭園」は両国国技館から徒歩1~2分のところに位置しているので、見学ついで行くことよいでしょう。結構な広さです。もともとは隅田川から水を引いていたみたいですが、現在はポンプ式となっています。

開園時間:(1月~5月、9月~12月)9:00~16:30、(6月~8月)9:00~18:00 

江戸NOREN

 

 

のれんが目印!「江戸NOREN」は、和食店12店舗およびグッズ店などが並べられた複合施設です。1店舗だけですが2階もあります。また、実寸大の土俵が設置されており、時々イベントも実施されています。

JR両国駅「西口」を右すぐ傍にあります。腹ごしらえにいかがでしょう?

開館時間10:00~23:30 休館日1月1日・2日(店舗によって営業時間が異なります。

詳細は公式サイト「江戸NOREN」で確認。

回向院

相撲好きなら「回向院」に是非行きましょう。歴代相撲年寄の慰霊のために建てられた力塚があります。また、義賊として有名なねずみ小僧の墓も回向院にあります。墓石を石で削って、その破片を持ち帰るとお守りの効果があるとして多くの受験生も訪れています。

また、回向院の左隣には、過去に取組が行われていた土俵跡地があります。ただ、現在は駐輪場となっており、自転車で一杯です。歴史ある地なのに…。かなり残念な気持ちになります。

回向院は両国国技館から大体、徒歩6~7分で着きます。

両国花火資料館

 

回向院の右隣りには、入場料無料の「両国花火資料館」があります。両国といえば日本最大級の「隅田花火大会」!見ておく価値は十分にあります!

開館時間:12:00~16:00、開館日:木曜日・金曜日・土曜日・日曜日(7・8月は毎日開館)

吉良邸跡

回向院の裏手に位置するのが「吉良邸跡」です。歴史好きには良い場所です。もちろん無料!

昔は坪数2,550坪もの屋敷があったとのことですが、赤穂浪士による仇討ち事件によって、現在ではこじんまりとした公園となっています。思っている以上に狭いです。椅子も用意されているのでちょっとした息抜きにちょうどよいです。

総括

  • 平日の両国国技館は無料見学できるが、見学範囲(博物館と売店)は限られている。
  • 両国国技館は周辺にも楽しめるスポットは盛りだくさん!