【大相撲】安青錦の家族はどんな人?戦禍に宿る家族の絆

今注目のウクライナ出身の力士・安青錦。当記事では、そのご家族について解説しています。2022年のウクライナ侵攻をきっかけに家族と離れて暮らすことになりました安青錦。

家族の現状と、その家族について語る安青錦について気になる方は、どうぞ寄ってってください!

目次

安青錦の家族

安青錦は、父のセルゲイさん、母のスヴェトラーナさん、そして三歳年上で異父母の兄・ニキタさんの四人家族です。かつてはウクライナで家族四人そろって生活していましたが、2022年のウクライナ侵攻によって、その日常は突然引き裂かれることになりました。

戦争の影響で家族は別々の道を選ばざるを得なくなります。父セルゲイさんと母スヴェトラーナさんはドイツへ避難し、兄ニキタさんは母国ウクライナに残る決断をしました。そして安青錦は、相撲という夢を追いかけるため、日本へ渡ることになります。

【安青錦の父と母】戦禍を逃れ日本で“夢”を実現 一夜明け会見…大相撲・安青錦が両親に優勝報告(テレ朝NEWS)|dメニューニュース(NTTドコモ)

当時の心境について安青錦は、「いま日本に行かなければ、きっと後悔すると思った」と語る一方で、「自分だけが夢を追っていいのだろうか」という葛藤を吐露しています。家族が困難な状況に置かれている中での決断は、簡単なものではなかったはずです。彼とその家族もまた、戦争に翻弄された被害者の一人だと言えるでしょう。

現在、セルゲイさんとスヴェトラーナさんは、ドイツのデュッセルドルフで夫婦そろってクリーニング店を経営しています。スヴェトラーナさんは、もともとクリーニング店で働いていた経験があり、その知識と技術を生かして夫婦で新たな生活を築いています。一方、ウクライナに残った兄ニキタさんは、現地の大学に通いながら学業に励んでいます。

安青錦は、相撲の稽古の日々を送る中で家族とLINEやビデオ通話を通じて定期的に連絡を取り合っています。優勝インタビューでも「家族に恩返しがしたい」と語っており、家族の存在が彼にとって相撲を続ける大きな原動力になっていることが伝わってきます。

その一方で、「家族とまた一緒に食事ができる日が来てほしい。それが今の夢です」と語る言葉は、辛く悲しいです。戦争によって引き裂かれた一家が、再び笑顔で同じ食卓を囲める日が訪れることを、筆者も心から願わずにはいられません。

総括

離れ離れになっている中でも、安青錦と家族には確かな絆が見受けられます。優勝インタビューでは、安青錦が家族の思いを語ったとき、彼が戦禍の中で強く懸命に生きていることだけでなく、彼以外にもウクライナの戦禍は様々な人に影響を与えていることを強く感じました。早く終息することを切に願うばかりです。

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この記事を書いた人

琴奨菊優勝を見てブログ執筆を始めたハンカチ世代。大相撲の魅力に取りつかれ観戦の日々。大相撲について気になる情報を発信していきます!何かご質問等ありましたらお気軽にご連絡ください。

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