大鵬の孫!注目のサラブレッド四兄弟 所属部屋、四股名は? 皆力士なの?
今話題になっている四兄弟がいます。その四兄弟はあの大鵬を祖父とし、メディアではもっぱら本名の納谷から「納谷四兄弟」とも呼ばれたりしています。
祖父である大鵬といえば幕内で優勝32回もの大記録を打ち立てた言わずと知れた大横綱。父・貴闘力も同じく関脇まで上り詰めた名力士。そんな偉大な祖父と父を持つ四兄弟はまさにサラブレッド。当記事ではそんなサラブレッド四兄弟について詳しく解説しています。気になる方はどうぞ寄ってってください!
長男 納谷幸男
納谷兄弟の長男・幸男は、後に紹介する下の三人とは一線を画します。
というのも他の三人が角界入りしたのに対し、幸男はプロレスラーとしての道を歩んでいます。
所属するDDTでは、これまでにKO-D8人タッグ王座を獲得。
【画像】DDTPRO-WRESTLING「納谷幸男プロフィール」
父・貴闘力が廃業後にプロレスラーに転身したことからその影響を強く受けたのが長男だったといえるでしょう。さらに言えば幸男が2017年にプロレスデビューした以降は、貴闘力はリングには上がっていません。
また、某テレビ番組にて「親父と同じことはしたくない」と語っていることから、父の“本業”であった角界入りを拒んだ理由の1つに挙げられます。
現在では貴闘力がユーチューブで精力的に活動して、プロレスラーとしては事実上引退していることから、父と子のバトンタッチとも見て取れます。
ちなみに父親との仲がよく、貴闘力のユーチューブチャンネルに出演を果たしたことも。
他にもツイッターで弟の活躍をたびたび上げていることからも兄弟愛も伺えます。
↓幸男についてより詳しく知りたい方は以下のインタビュー記事などがおすすめです。父との葛藤などが色々伺えます。
記事:文春オンライン「納谷幸男さんインタビュー」
長男は、体格が身長201㎝、体重110㎏と非常に恵まれていることから、プロレス以外にもそれこそ相撲やバスケなどのスポーツでも十分に活躍出来たと思います。ぶっちゃけ力士として一番素質あるのでは? とさえ思ってしまいます。
あと、貴乃花の長男も父と異なる道を歩んでいたことを筆者はふと思い出しました。やはり、間近で角界の酸いと甘いを知っているだけに、それとは別の分野に興味を持ったのかとも思ってしまいます。
チャンネル登録者20万のチャンネルに行きなり呼ばれて出演させられました….
DDTプロレスの納谷幸男ですよろしくお願いします?♂️#貴闘力部屋【親子愛】貴重!ついに息子が登場!久しぶりの会話に貴闘力KO!親父の謎行動のせいで… https://t.co/KbKZ9pm20a @YouTubeより pic.twitter.com/j2xxdGUjZm
— 納谷 幸男 (@yukiotaihou) June 15, 2021
次男 納谷
最近、鵬山から四股名を変えたのが次男・納谷(なや)。本名・納谷幸林。所属部屋は弟の王鵬と夢道鵬とは大嶽部屋です。埼玉栄高校、中央大学出身。
【画像】日刊スポーツ「元関脇貴闘力の次男・鵬山が納谷に改名」
納谷は、令和2年中央大4年(22歳)ときの春場所が初土俵。大学を経て初土俵を踏んでいる点が下の二人の兄弟の中では一番遅く角界入りしています。
土俵では、現在までに最高位は幕下とやや苦戦している模様。本人は「目標は2、3年で十両に上がること」と語っているので、むしろここで揉まれてさらなる飛躍を期待したいとこです。
あと趣味が音楽鑑賞とのこと。どんな曲を聴くのか気になる!
三男 王鵬
<新十両 王鵬>十両の昇進が決まった納谷改め王鵬(おうほう)が師匠とともに大嶽部屋でリモート会見を行いました。大嶽親方は「これからが勝負だと思います。私たちの時は『上がって10年』と大鵬親方に言われてきた。王鵬には10年どころか20年でも頑張って欲しい」と期待しました。#sumo #相撲 pic.twitter.com/TPfzJmlsEK
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) November 25, 2020
王鵬は、”大鵬”の孫として角界入りしている三人の中では、今一番注目を浴びている力士。本名は、納谷幸之介。所属部屋は大嶽部屋。埼玉栄高校出身。
王鵬は、四兄弟の中では、一番早く角界入りした力士で、高校卒業する直前の2018年1月場所には既に初土俵を踏んでいます。
同期には朝青龍の甥である豊昇竜もいて何かと話題となっています。
記事:【大相撲】豊昇龍の父親はどんな人? 朝青龍との関係は?
初土俵以降は、何回か負け越しの場所があったもののその後に白星を重ねて、2021年の5月場所には、約3年かけて念願の十両の出世を果たします。インタビューでは、「やるからには一番上を目指している」と力強く語っており、やはり祖父と同じ“横綱”を最終目標として掲げています。
十両では、一度幕下陥落を経験するもその後は勝ち越しを維持しているので、入幕も時間の問題でしょう。今後の活躍に期待!
参考記事
・中日スポーツ「大鵬の孫・納谷が新十両昇進 偉大な祖父から文字もらい、しこ名を「王鵬」に」
四男 夢道鵬
四兄弟の一番下にあたる夢道鵬(むどうほう)は、王鵬と同じく高校を卒業する直前の2019年11月場所で初土俵を踏んでいます。出身は埼玉栄高校。
【画像】スポニチ「<大相撲初場所13日目>二本柳に敗れた夢道鵬」
四股名が夢道鵬と何とも特徴的な四股名ですが、本人曰く「夢」というのは大鵬が一番好きだった字、「道」は高校の監督の名前(山田道紀)、「鵬」は大鵬の「鵬」が由来とのことです。
土俵では、現在までに最高位を幕下としており、次男の納谷と同じく十両目指して奮闘中。年もまだ若いので納谷ともども今後の活躍に期待しましょう。
総括
大鵬の孫は、長男はプロレスラーで残りの三人が角界入りと、四兄弟全てが力士になっているわけではありません。唯一長男が別の道を辿っているのが興味深いです。あと、角界入りした順番は三男、四男、次男の順です。
最近では、若隆景や英乃海が兄弟力士として有名ですが、彼らもそんな兄弟力士に挙げられます。ただ、「大鵬」という絶対的なネームバリューがあるので、他の兄弟力士とは話題性は段違いです。それゆえのプレッシャーも大きいとは思いますが、祖父に恥じない立派な力士になれることを応援しています!
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